警杖術と杖道は関係がありますか?

警視庁および各道府県警機動隊が所持している警棒より長い棒を、警察では「警杖」と言い、これを使用する技を「警杖術」と言います。これは、警視庁に奉職された清水隆次先生と、 警視庁の五人の高弟である我妻守雄、黒田市太郎、米野光太郎、 廣井常次、神之田常盛の諸先生方を中心に作成されたものです。「警杖術」は、神道夢想流杖術を基にはしておりますが、今の時代の実際の警察活動に即したものであり、現代の生活様式、社会形態、法規なども踏まえたもので、一般には指導されておりません。

従いまして、警杖術は神道夢想流杖術とは異なりますが、神道夢想流杖術や杖道とも深い関わりがあると言えます。